私たちの考える「中期経営計画」とは


「3年間で組織と競争力を強化する中期経営計画」

 

中期経営計画の策定期間は一般的には「3年間」がよいとされています。

しかし、3年後の世の中を予測することは簡単ではありません。

 

特に非上場企業のような中小企業においては、「売上」や「利益」といった「数値目標」に固執した中期経営計画は絵にかいた餅に終わりかねません。

 

私共は、3年間で自社の組織と競争力を確実に強化できる中期経営計画を策定し、自分たちでコントロールできることを着実に実践して、結果的に売上や利益が向上するモデルの構築を支援しております。                                                                                     

                                         それがまさに私共が提供する

                                        「人から始まる好循環モデル」です!

【コンテンツ例】

中計病を防げ!

先が見通せない時代に役立つ中期経営計画とは



中期経営計画の展開手順


中期経営計画は段階的に分析しながら展開

 

一般的に中期経営計画というものは、左図のような手順で作成されます。

 

まずは「前中期の振り返り」からです。

ここでは出来たことと出来なかったこと、その理由と課題について整理します。

 

次に企業の根本的な方向性の確認として「企業理念」や「経営ビジョン」を整理します。

自分たちは「何のために」存在しているのか?を改めて明確にするステージです。

                                              次に、自社を取り巻く外部環境の整理です。                                              ここでは、「マクロ」の視点と「ミクロ」の視点で整理します。

 

                                                    その情報から、自社はどのような市場で闘うのか、どのような持続的優位 

                                                    性を構築できるかを整理する「戦略」の立案に入ります。                                      

 

                                                    そして、その戦略を実現させていくために自社の組織はどうあるべきか、

                                                    どのような機能を備えて、どのような人材を育成していくのかを明確にし

                                                    ていく流れになります。

 

                                                    結果としての財務数値目標や管理指標は最後に立案の流れになりますが、

                                                    この数字にとらわれすぎないことをお勧めします。


中期経営計画策定に用いられるフレームワーク例


    外部環境を整理する際に用いられる「PEST分析」(マクロ環境用)

 

外部環境情報を整理する際に、抜けモレがない分析をする上で用いられるのが、この「PEST分析」というものです。

基本的には、「マクロ環境分析」において用いられ、「自分たちの手では操作が難しい」と思われる外部環境の内容を整理する際に使われます。

外部環境を整理する際に用いられる「5フォース分析」(ミクロ環境用)

 

「5フォース分析」とは、自社が位置する業界内の外部環境を分析する際に用いられるものです。

こちらは「ミクロ環境分析」に用いられ、「自分たちの手である程度操作しようと思えばできる」と思われる外部環境の内容を整理する際に使われます。


 戦略の方向性を決める「アンゾフのマトリクス」

 

外部環境分析を経て、自社の強みをどの方向に向けていくのかを決定づけるのに用いられます。

今闘っている市場で更に存在価値を広めていくのか、新たな市場に乗り込むのか等を明確にするのに役立ちます。

 自社の競争戦略を立案する「3C分析」

 

闘う市場の状況と、その市場でライバルとなる競合他社の情報を整理し、自社の競争戦略を立案していく際に用いられる基本的なフレームワークです。

ここでは特に、競合他社との差別化を整理する際に役立ちます。


 自社の持続的競争優位性の最大化を明確にする「VRIO分析」

 

自社が「強み」と認識していることでも、その強みが経済的価値を生み出しているか、希少性が高く、他社に真似もされにくく、さらにそれを活かす組織体制が成り立っているかを見ることで、改めてその強みが整理されます。

 戦略を組織に展開していくための「7S」

 

グッドサイクル組織を展開していく上で大切な「人」と「組織」のあり方や仕組みを考えるのに用いられます。

最も大切な「人的資本」を考える上で、是非活用したいフレームワークです。